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熟成編
@原材料 A仕込み B練肉 C調整 D熟成 E出荷

品質チェックをクリアーし、タンクローリーでの輸送が可能となった低粘度墨インキは一定温度での保温と一定時間ごとの攪拌が行われる貯蔵タンクへと移液され、出荷を待つことになります。


高粘度インキや色インキは、品質チェック終了後、そのままドラムや小缶、コンテナなどに充填され、倉庫で保管されます。

インキの熟成とは…実際、インキの熟成については、文献等にも“ズバリこういう事です”というような記述はほとんど無いため、一般論や経験論的な話になってしまいますが、熟成を一言で言ってしまえば、「ぬれを良くする」ということに尽きるようです。インキ中でビヒクル中の油や溶剤が顔料内部により浸透していくこと=「ぬれ」により、インキ性状が安定します。インキの安定供給という点では、熟成は必要不可欠な製造工程の一つと言えるでしょう。



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